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〒486-0819 愛知県春日井市下原町字村東2090番地

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スポーツ医学・関節センター

設立趣旨と理念

当センターは、2019年4月に、これまで医療法人三仁会が行ってきた、スポーツ傷害や関節疾患の専門的治療ならびにリハビリテーションをさらに発展させるべく開設いたしました。
従来から行ってきた医療サービスをセンター化し、医師だけでなく理学療法士や看護師など様々な職種がそれぞれの専門性を生かしながら連携することにより、当法人の理念の一つである『高度専門医療の提供』をトップアスリートからアマチュアスポーツ選手、すべての世代のスポーツ愛好家の方々にまで実践していく事が可能となりました。
対象者のニーズや病態に合わせた、テーラーメードの医療を提供する事を基本理念にスタッフが一丸となり、皆さまの期待に応えられるよう日々研鑽努力していく所存です。

スポーツ医学・関節センター センター長 岩堀 裕介

所属医師の紹介

スポーツ医学・関節センター センター長 岩堀 裕介
専門分野:肩・肘関節、関節リウマチ
スポーツ医学・関節センター 部長 山本 隆一郎
専門分野:膝関節

スポーツ医学・関節センターの特色

当センターでは、保存療法(理学療法・体外衝撃波療法:ESWT・多血小板血漿療法:PRP)と手術療法(関節鏡手術・直視下手術)を対象者の方々の病態や社会的ニーズに合わせて提供しております。

理学療法(Physical Therapy)

理学療法は保存療法の中核となります。当センターでは、よりよい治療を提供できるように、理学療法士が医師とコミュニケーションを取りながら理学療法を進めていきます。術後早期などのメディカルリハビリテーションはあさひ病院で、アスレチックリハビリテーションは春日井整形外科を主体に提供しています。
また、患部の治療だけでなく全身のコンディショニングを行い、競技復帰時により高いパフォーマンスを発揮できるとともに傷害の再発予防をめざし、充実した設備を積極的に活用し、競技特性を考慮した理学療法を提供していきます。

肩関節術後理学療法
膝関節術後理学療法
投球動作指導
スクワット指導
エアロバイク
フリーウェイト&マシン
TRX
収束型体外衝撃波と拡散型圧力波

体外衝撃波療法(Extracorporeal Shock Wave Therapy:ESWT

収束型体外衝撃波(F-SW)
DUOLITH® SD1
拡散型圧力波(R-PW)
MASTERPULS® MP100

音速を超えて伝わる圧力波を利用した新しい治療法です。欧州を中心に臨床現場でも低侵襲ながら有効な治療法として普及しています。また欧米ではアスリートに対する有効な治療法として主に整形外科領域の疾患に汎用されています。
体外衝撃波は侵襲が無く、適正に使用すれば極めてリスクが少ない、患部の疼痛の軽減、血流改善、組織の再生・修復が期待できる画期的な治療法です。アスリートにおいてはオンシーズンにおいても競技を継続しながら使用できる事がメリットで、当センターでは積極的に取り入れています。従来の理学療法と組み合わせる事でより治療効果を高めることが可能となっています。

膝蓋靭帯炎に対するF-SW
肩関節包に対するR-PW
胸郭出口症候群に対するF-SW
上腕二頭筋長頭腱炎に対するF-SW

多血小板血漿療法(Platelet Rich Plasma:PRP

PRPとは日本語では「多血小板血漿」と呼ばれ、採取した末梢血液を遠心分離して血小板を豊富に含む血漿だけを取り出したものです。このPRPを患部に注射すると、血小板に豊富に含まれる成長因子が局所に放出され、疼痛・炎症の軽減や損傷した組織の再生・修復を促進する事ができます。自分の血液成分を利用するため、アレルギーや異物反応の心配がいりません。主に靱帯損傷、腱炎・腱付着症、肉離れなどの治療に用いられ、効果に応じて単回または複数回行われます。
注射後約1ヶ月は患部の過度の負荷を避けるためスポーツ活動を控える必要があるため、主にオフシーズンに行われます。従来の保存療法では痛みがとれなくて困っているが、手術を受けるまではちょっとという患者様には選択する価値のある治療です。

野球選手の関節内側側副靭帯損傷に対するPRP療法

関節鏡手術(Arthroscopic Surgery)

関節鏡視下手術はこれまで行われてきた関節鏡を使用しない手術に比べ、低侵襲であるため正常組織への影響が少なく、術後疼痛がより軽度である事、損傷組織が少ないため機能低下が起こりにくいというメリットがあります。当センターでは、肩関節、肘関節、膝関節、足関節などの手術に積極的に導入しています。

鏡視下バンカート修復術(Arthroscopic Bankart Repair:ABR

術前後のMRIアルトログラフィー

術前
術後1年

反復性肩関節前方脱臼に対する鏡視下バンカート修復術

鏡視下腱板修復術(Arthroscopic Rotator Cuff Repair:ARCR

術前
術後

肩関節腱板完全断裂に対する鏡視下腱板修復術

鏡視下前十字靭帯再建術

術前MRI
損傷してたるんだ前十字靭帯(術中関節鏡)
術前MRI
再建後緊張している前十字靭帯(術中関節鏡)

膝前十字靭帯損傷に対する鏡視下前十字靭帯再建術

直視下手術(Open Surgery)

直視下手術は整形外科領域で従来から行われてきた手術方法です。関節鏡を使用した手術よりも侵襲は大きくなりますが、関節鏡手術では行えない疾患に対し有効な方法です。当センターでは、肩関節腱板広範囲断裂や変形性肩関節症に対するリバース型人工肩関節手術や変形性膝関節症に対しての高位脛骨骨切り術を積極的に行っています。

リバース型人工肩関節置換術(Reverse Shoulder Arthroplasty:RSA

術前
術後

肩関節腱板広範囲断裂に対するリバース型人工肩関節置換術

高位脛骨骨切り術(High Tibial Osteotomy:HTO

当センターでは、Open Wedge HTOとHybrid Closed Wedge HTOを患者様の病態に合わせて行っています。術後理学療法をしっかりと行う事で、スポーツへの復帰も可能です。

術前
術後

変形性関節症に対するOpen Wedge HTO

術前
術後

変形性関節症に対するHybrid Closed Wedge HTO

三仁会グループ

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