理学療法とは
病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が低下した状態にある人々に対し、運動機能の維持・改善を目的に運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いて行われる治療法です。
「理学療法士及び作業療法士法」第2条には「身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう」
と定義されています。(日本理学療法士協会HPより)
理学療法室の機器の紹介
当院の足底挿板療法
当院では、国家資格である義肢装具士と理学療法士が協力して、靴の中に入れる中敷き(足底挿板)を個々に合わせて製作しています。
またシューズやスポーツ種目に合わせて足底挿板(インソール)の材料を変えており、あらゆるシューズ(ハイヒールシューズ、スケートシューズ、バレエシューズ、スパイクなど)に対応可能です。
従来の足底挿板(インソール)とは、違い、必ず両足に製作し、個々の動き(歩行、姿勢、スポーツ動作など)を評価して矯正することで疼痛治療や障害予防を行ないます。
当院では足底挿板療法を専門にしているスペシャリストが対応しています。
※足底挿板療法とは
個々の姿勢、歩行、スポーツなどの動作からくる疼痛を改善するために製作する足底挿板(インソール)を使用して治療する方法である。従来の足底挿板(インソール)の考えとは違い、単に足に合わせるとか痛みの箇所を逃がすとか土踏まずを挙げるとかでは無く、動きを変化させることで足にかかる圧力や重心を変化させ、痛みなどを改善させる方法である。